2007.07.24 太平天国演義
なんだが堅そうなタイトルだが、漫画の話です。

古本屋でみて、即購入した本です。

内容にも興味はあったのだが、なにより作者が「甲斐谷忍」だったのも購入の大きいな要因。

面白かった「ライアーゲーム」の作者さんですからね。

ほとんど中身を見ないで買うことなんて少ないですが、見ずに買って、結構当たりでした。

太平天国演義 1 (1) (SCオールマン) 太平天国演義 1 (1) (SCオールマン)
甲斐谷 忍 (2000/07)
集英社
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太平天国の乱というのは、世界史をとってれば多分出てくると思うので、知っている人は多いと思います。ただ、特に興味もなく素通りな感じの話題だと思います。しかしながら、この作品はまさにそれを逆手に取ったように(未開拓)、そこにネタをとってます。
といっても堅い話ではなく、内容としては脚色がすごいので普通の漫画として見れます。寧ろ、人情話的な感動がちらほらとあったりなかったり。主人公が極悪人をばっさり斬る勧善懲悪な作風です。勧善懲悪といっても、主人公も悪人風なのですが。その辺は主人公が周りの人に影響されて自分の使命を悟るたびに人間として成長していっているので、すごく面白いです。しかも敵側の極悪人が本当に極悪なので、斬るごとに爽快な感じがします。

1巻背表紙
「19世紀の中国・清の時代に凶悪極まりない独りの悪党がいた…。その名は洪火秀。ひょんなことから村人に「神」と崇められることになってしまった洪は、圧政を敷く役人たちの腐敗した実体を知る。国を憂う宣教師のフウ雲山は、洪の中に鬼を見たか、救世主を見たか!?」

上で書いてあるように洪火秀が主人公です。
とにかく清朝末期の話なので、役人が腐敗しまくってます。日本で言えば幕末あたりですから、結構大変な時代ですよね。そんなこんなで、腐った役人が多く出てきます。最悪なのが、3巻に出てきます。カワイソすぎて泣けます。

ただ、1つ不満があって、実はこれ全三巻で未完のままなんです。
ほとんど序盤で、太平天国の「た」の字も出ないままなのに、未完で連載ストップ状態だそうです。
4巻があったら定価でもいいから買おうと思ってたのに、まさか全3巻て…。ホントきつい冗談ですよね・・・

作者の甲斐谷忍先生には是非とも続きを、、、描いてほしいなぁ。
ライアーゲームとかの合間に少しずつでもいいので、がんばってくれないかなぁ。。。
と読者だから言えるわがままを吐きつつ。

未完ですけど、読む価値はアリです。

太平天国演義 1 (1) (SCオールマン) / 甲斐谷 忍
太平天国演義 2 (2) (SCオールマン) / 甲斐谷 忍
太平天国演義 3 (3) / 甲斐谷 忍

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