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2007.09.04
精霊の守り人
「精霊の守り人(せいれいのもりびと)」
上橋菜穂子
本屋で平積みになってました。アニメ化されたとか。10年位前くらいに出版されたものの文庫化だそうで、シリーズが結構続いているみたいです。
あとがきによれば、ずっと文庫化をしていなかったが、きりがいいところなので、文庫化したという。作者は文化人類の研究者でもあるそうで、なるほど世界観は面白い。世界観に対してどこかしら説明調な気もするが、無駄のない整った世界観であると思う。
私は、SF色の多いファンタジーを見ることが多いのだが、久しぶりに純粋なファンタジーを見たという感じ。といっても、西洋ファンタジーではなく、東洋ファンタジーであるから、ある意味新鮮であった。これは単なる西と東の違いではない。その空気感の違いというのか、また別の触感の味わいがあるから好きだ。自分が日本人だからだろうか。
十二国記も大好きだったが、この方面の小説はどんどん出ていってほしいと思う。ちょっと違うが、三国志などの中国ものも大好きだ。
この作品は子供向けらしいが、読み始めてまず主人公が30歳の女性というのに驚く。途中から出てくる少年が第2の主人公ともいえるので、子供向けとしても確かに成立するが、作者の意図が最初から子供オンリーではないだろうことは明らかである。実は、作者も子供ためだけに物語を書いたことはない、と後書きで書いてあるのだが。。。
前にも書いたけど、子供向けって何かと考えたら、それは大人向けでもあると言うことである。「子供向け」は必ずしも「子供だまし」ではありえなくて、子供に対していい作品は大人に対しても必ずいい作品である、、、というのが持論なんですが、そういうことをあらためて強く感じた作品です。
今回文庫化ということで、漢字を多くしたらしいですが、普通に読みやすくて、かなり速いペースで読めます。内容的には、小学生でも多分理解できる。登場人物も意地悪なほど多くはない。
広く読まれうるいい作品でした。
おすすめの小説、ホラー
上橋菜穂子
本屋で平積みになってました。アニメ化されたとか。10年位前くらいに出版されたものの文庫化だそうで、シリーズが結構続いているみたいです。
![]() | 精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2) 上橋 菜穂子 (2007/03) 新潮社 この商品の詳細を見る |
あとがきによれば、ずっと文庫化をしていなかったが、きりがいいところなので、文庫化したという。作者は文化人類の研究者でもあるそうで、なるほど世界観は面白い。世界観に対してどこかしら説明調な気もするが、無駄のない整った世界観であると思う。
私は、SF色の多いファンタジーを見ることが多いのだが、久しぶりに純粋なファンタジーを見たという感じ。といっても、西洋ファンタジーではなく、東洋ファンタジーであるから、ある意味新鮮であった。これは単なる西と東の違いではない。その空気感の違いというのか、また別の触感の味わいがあるから好きだ。自分が日本人だからだろうか。
十二国記も大好きだったが、この方面の小説はどんどん出ていってほしいと思う。ちょっと違うが、三国志などの中国ものも大好きだ。
この作品は子供向けらしいが、読み始めてまず主人公が30歳の女性というのに驚く。途中から出てくる少年が第2の主人公ともいえるので、子供向けとしても確かに成立するが、作者の意図が最初から子供オンリーではないだろうことは明らかである。実は、作者も子供ためだけに物語を書いたことはない、と後書きで書いてあるのだが。。。
前にも書いたけど、子供向けって何かと考えたら、それは大人向けでもあると言うことである。「子供向け」は必ずしも「子供だまし」ではありえなくて、子供に対していい作品は大人に対しても必ずいい作品である、、、というのが持論なんですが、そういうことをあらためて強く感じた作品です。
今回文庫化ということで、漢字を多くしたらしいですが、普通に読みやすくて、かなり速いペースで読めます。内容的には、小学生でも多分理解できる。登場人物も意地悪なほど多くはない。
広く読まれうるいい作品でした。
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