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2008.05.23
ユナイテッド93
![]() | ユナイテッド93 (2006/11/30) コリー・ジョンソン 商品詳細を見る |
またまた9.11関連の映画
こちらは面白かった。
っていうと語弊があるが、
緊迫感とその当時の混乱度合いなどがリアルに描かれていて、
自分も乗った気になるほど見ごたえは十分あった。
ユナイテッド93便はハイジャックされた飛行機で唯一目的地に付く前に墜落した飛行機なので、
単純に乗客を英雄扱いにしていると思っていたのですが(まあ当たらずも遠からず)、
そういう偏見をもっている僕でもすごく面白かったし、乗客の気持ちになって見ることができた。
ハイジャックという事態に混乱する地上の管制、と明らかに情報が遅く対応できない軍、
そしてユナイテッド93に載る乗客、さまざまな場面で展開され、当時の状況を知ることが出来る。
軍の情報系統の問題とか色々あったんでしょうか、劇中でこれでもかと軍部の情報の混乱具合と、
連絡、対応の遅れなどが見られました。
誤報など、見ていても明らかに間違った情報を入れている点も、当時の混乱ぶりを再現できています。
自爆テロというどうしようもなさ、無力さなど色々感じられえるいい映画でした。
乗客が機内電話で外の事態を把握し、テロ犯に反抗していくしかない後半、
ギリギリの状態にいつの間にか感情移入し見入ってしまった。
家族に最期の電話をかけるところも切ない。
結末を知っている分、見ていて鬱な気分になります。
結果分かってるのに、助かってほしいと思うのは不思議ですね。
また、テロ犯に対する怒りは、不思議とそれほどでもない。
当事者でもないし、日本人だから?なのか、
怒りというよりも悲しみのほうが勝っているのかもしれない。
テロ犯がどうこうではないような状況だからかもしれない。
巨大で大きな動かしがたいこの世界の情勢を考えざるを得ないので、
単純に敵視するということは出来ないせいだろう。
自分がそうだったからなのか、映画もステレオタイプ的な犯人像ではなかったような?
これもアラブ系の方から見たら見解が違うかも。
でも、逆に犯人側の感情としても色々思ってしまった。
結構高い完成度であるような気がする。
期待した分は、回収できました。
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