怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション
(2005/12/07)
黒川芽以吹越満

商品詳細を見る


このマンションの住人は、夜中の12時を過ぎる前に戻ってこなければない。
さもなければ、死ぬこととなる。
このマンションから引越しすることも出来ない。
脱出する唯一の方法(ルール)は、新居者が来ると同時に最も古い住居者が去ること。
まさにロケット鉛筆式にしか、マンションを出ることは出来ない。
それまでの間、引越しも出来ず、そのときが来るのをひたすら待つしかないのだ。

そのマンションに何も知らずにやってきた父娘から、この話が始まる。


ロケット鉛筆式な感じは、世にも奇妙な物語で、スマップの草なぎ剛 がやってた話を思い出す。
この話の場合は、マンションではなく理髪店で、帰りたくても出口から出ることが出来ないというものだったが。
何かしら、原典みたいな話があるのだろうか、ロケット鉛筆式話の。
じっと耐えなければならないじれったさとか、そういうのが怖いというより、「嫌だ」って感情のほうがあるな。精神的にむずむずする嫌悪感だな。

幽霊マンションでは、12時に帰ってこなければ「死ぬ」という、あまりにも分かりやすい設定のため、
まあ怖いといえば怖い。
でも、一番なのは、これを毎日続けなければならないじれったさへの嫌悪感だろう。
中間にあった、男が一緒に住んでいる女を自転車に乗せて、12時ギリギリで帰ってくるくだりはよかった。
あの男のツンデレぶりときたらw

で、
前半から中盤にかけて、結構面白いと思ったが、最終的になんかつまらないところに落ち着いてしまったので、
そんなもんかと。
可もなく不可もなく。親父役の人はさすがだったし、じいちゃんも雰囲気がすごいなw

そんで、幽霊マンションは、結局なんだったのか。
少女の怨念とマンションの立地での力で、ものすごい邪念のこもったマンションになったのだろうか?
それでも、人を殺しすぎだろうと。
まあ、少女に同情するところあるでしょうけど、さすがにそれをもってマンションの住人を死なすとか、
ありえない幽霊ですよね。結局、お化け→かわいそうな女の子的な扱いになってて、
この映画が、どこに持って行きたかったのか、よくわからなくなって、ちょっと期待しすぎたかな。

オチは、ちょっと意外。でもそれだけ。

おすすめの小説、ホラー
Secret

TrackBackURL
→http://nekokairo.blog72.fc2.com/tb.php/171-d060fdb6