2008.05.24 クラッシュ
クラッシュクラッシュ
(2006/07/28)
サンドラ・ブロック

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所謂、群像劇です。
そして、テーマが題名にもあるとおり、
クラッシュ=人間同士の衝突です。

この作品には、さまざまな人々のぶつかり合いがあります。
人種間の衝突であったり、夫婦間、親子間であったり、とそれは三者三様。

親父を介護する白人警官
嫌なことがあると、つい黒人に嫌がらせをしちゃう悪い子です。
さすがに警官であり、正義感はあったのでしょうか、
事故で横転した車のなかにいる女性を助けようとします。
が、運命のいたずらか、その中にいたのは昨夜嫌がらせ(セクハラ)をした黒人女性だったのです。
なんとも世間は狭い。
当然、女性は嫌がります。そりゃそうですよねぇ。夫の目の前で体触られてますから。
それでも、ガソリンがもれていて、近くでは燃える車。
いつガソリンに火がつくか分からない状況。一国の猶予もない。
彼は嫌がる彼女に、救いたいという感情を全力で誓います。彼女もそれを信じます。
しかし、ついにガソリンに火が・・・絶体絶命!!!
(大げさですが)
まあ、ネタバレで上の絵がその場面です。救われてますね。

また、救われた黒人女性ですが、
以前にこの男から受けたセクハラを夫(黒人)が止めてくれなかったことで、
夫婦の間に溝が出来てしまっていました。
夫としても自分の不甲斐無さからの苛立ちがありました。
そして夫、ついにキレる。別の方向で。
突然の車泥棒に対してキレまくるキレまくる。殴る蹴るわの大乱闘。
目撃した警官に追われますが、なぜか逃げます。
しかも、車泥棒を乗せたまま、警察から逃げます。
で、追い詰められて、警官の言うことに逆らえ続けます。
自分の不甲斐なさを取り返すように。結構、意固地。
撃たれても文句は言えないような状況。マジ撃たれないかと冷や冷や。
最終的には、セクハラ警官に連れ添っていた若い警官が顔を覚えていて、
なんとか色々なって、助かりました。ほっ。
何かしこりみたいなものが取れたのでしょうか。
一緒に乗ってた車泥棒は唖然。(←この車泥棒のエピソードも面白い)

錠前屋の黒人の話は、なんだか面白い。
幼い娘が銃声が聞こえて不安がっているとき、
妖精からもらった銃から守ってくれる透明なマントの話をして安心付けたという話があったが、
これが伏線となって、後々こんな形で聞くなんて、みたいな。
あるペルシャ人の男の店の鍵をつけていたとき、ドアそのものを取り替えないとというと、
男は私を騙しているんだろうと、一行に信じない。
結局ドアを変えることがなかったが、その男の家に泥棒が入ってしまい、
店の中のものが全部荒らされていた。
追い討ちをかけるようにドアを直さなかったのは過失だとして、保険もおりないという。
絶望した男は銃をもって錠前屋の家の前へ行く。
錠前屋の男は、ペルシャ人の男に帰る早々襲われる。
それを目撃した幼い娘が、パパが透明なマントを持っていないといって、そこに走りよる。
そして、娘がかけてきた瞬間、ペルシャ人の銃が至近距離で発砲してしまう。
普通なら100%娘にいく銃弾だが、娘は一切ケガも無い。
なぜ?答えはペルシャ人の男の娘が知っている。「ネタバレ空砲でしたというだけ

まあ、これ以上に色々な人物の交錯があるわけですが、
非常に、ご都合主義だと言わば言え、といった感じで、
いろんな人が色んなところで繋がってますよ的なエピソードが出てきます。
主人公というものがないので、最初からは誰が重要な人物か分かりません。
配役の割りに意外に軽いエピソードだったり、色んなところで深く絡んでたりと、
意外性のある面白さがありました。

正直、サンドラ・ブロックの話は、あんまり必要ないかなぁ?とか思いましたが、
全体としては楽しめました。
全部の話が何となくいい方向でまとまるとおもっていたのですが、
意外に不幸な方向で終わるエピソードもあり、いい話エンドで終わりたくないのだろうと思います。
人間衝突すれば、色んな結末がありますよ、的な教訓じみた感じでしょうか。
全体的にこんなので問題が丸く収まったのか?といった印象も強いですが、
まあたまに見る映画の分にはいいと思います。
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